ワム・システム・デザイン株式会社 社内SNS ダイジェスト版

ワム・システム・デザイン株式会社では社内SNSを運用しています。 目的は ①「報・連・相」 ②情報共有 ③日々のPDCAを回す  の3点です。 垣根のない視点で互いにコメントを行うのですが、 最新技術情報を競って上げたり、若者の議論が激しくヒートアップしたり、代表がきつくツッコんだり、また時折はみんなが差し入れのおやつの写真をアップしたり 非常にアツい!内容です。 その中から、皆様へのお役立ち情報、開発者の技術関連記事など、厳選されたOK集を公開していきます。

Andoridのカメラアプリ開発について

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 2013年8月某日 開発 ミズタク(仮名) 日報

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 [本日の業務]

 

   ~略~

 

 [翌営業日の予定]

 

   ~略~

 

[コメント]

エラーハンドリングというものがあります。

 

通常、ディスプレイやスピーカー、カメラといったハードウェアや、ファイルの操作は、OSや組み込み系のファームウェアが管理しています。

アプリはOSが提供するAPIを介してこれらにアクセスします。

例えばC言語ならprintf()関数で画面に文字を表示、fopen()関数でファイルを開き、fread()、fwrite()関数で読み書きします。

ハードウェアやファイルというものはOSの都合で、アプリからの要求が通らないことがあります。

例えばファイルを他のアプリが使用中だから開けないなど。

そんなときはAPI関数がエラーコードを返して「今は都合が悪いんだよ」と教えてくれます。

それに対してアプリ側で行うのがエラーハンドリングです。

 

if (ファイルが開けなかった場合)

{

    エラー処理

    例えばメッセージボックスでファイルが開けなかった

    旨をユーザーに伝えるなど

}

 

APIを呼び出した結果、何か問題があればエラーを返すのはOS側の責任です。

100円の商品に対して1,000円出したら900円のおつりが返るくらい当然のことです。

しかしAndroidのカメラ、あいつは駄目です。

フリーズします。

こちらがエラーハンドリングを用意していても、その部分まで到達してくれないので対策のしようがありません。

社会人何年目の人間が作ったAPIか知りませんが、問題があったらエラーを返すという基本が出来ていません。

ただ無言でシステム全体を停止させます。

報告・連絡・相談が出来ていないのです。

10,000円出したのに「1,000円だったヨ!」と言い張るコンビニ店員くらい質が悪いです。(実話)

 

そんなものを相手に闘っているアプリ開発者達を、「時々フリーズするので星一つとさせて頂きます」などと責めないであげてください。。。

 

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常に前人未踏の地を歩くAndorid開発、関連文書もありました。

Andoridのカメラアプリ開発について

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20110204/356905/mr.yamashita.pdf

 

今日も明日も、技術者は戦っています!

 

「和をもって夢に挑む」ワム・システム・デザイン株式会社